酵素に加えて普段から水溶性珪素（ケイ素）を摂っていくことは、免疫力の向上や、血流の改善、デトックスなどに非常に効果的です。

その「珪素（ケイ素）」とは英語名「シリコン」のことで、元素記号は「Si」、元素番号は「14」のミネラルのことを指します。

たとえば水晶の９９．９％はケイ素（シリカ）を含んでいるとされています。水晶とは二酸化ケイ素の結晶なのです。

また、生命の起源であるシアノバクテリアは、地球が誕生してまもない頃、地球表面上の無機ケイ素を食べていたと言われています。

そのため、人間の骨やコラーゲンの間にもケイ素（珪素）が存在しており、ケイ素は骨や肌など、からだの大事な組織をくっつけるセメントや接着剤のような役割を果たしているのです。さらに内臓や毛細血管にもケイ素は主成分として関わっています。

水溶性ケイ素（シリカ）には免疫力を高めて様々な病気を予防する効果があります。なぜならケイ素（シリカ）は、五臓六腑や毛細血管に主成分として関わっているため、ケイ素（シリカ）を補充することで体の組織や器官を元気にしてくれるからです。

水溶性ケイ素の効果

• 血管の修復・血流の改善・・・血管の傷を修復し、血液の流れをスムーズにする
• 免疫力の向上効果・・・免疫細胞を教育する胸腺に作用して免疫力を活性化する
• 抗酸化作用・・・細胞を老化させる活性酸素の働きを抑える
• 静菌作用・・・０‐１５７やレジオネラ菌といった病原菌を静める
• 抗炎症作用・・・活性酸素を消去することでアレルギーなど体内の炎症を抑える
• デトックス効果・・・体内に蓄積された老廃物や有害物質を体外に排出する
• 乳化作用・・・混じり合うことのない水と油を混ざり合わせる
• 腸内環境の改善・・・強い抗酸化作用によって腸内をキレイにし、善玉菌を増やしたり便秘を解消したりする

ところが珪素（ケイ素）は普通に摂っても体内に吸収されることはありません。その理由は珪素は食物繊維の正体として、腸内の有害物質を吸着し、体外に排出する働きがあるからです。そのため「シリカ」という名前でミネラルウォーターに含まれている珪素は、体内にほとんど吸収されることがありません。

水溶性ケイ素は体内に吸収される

しかし、水溶性ケイ素ならば、小腸から体内に吸収され、からだの大事な器官に作用します。「水溶性ケイ素」とは、体内に吸収することが可能なケイ素（シリカ）のことなのです。

より詳しく述べますと、その「水溶性ケイ素」とは、天然の水晶の内部にまれに見つかる、非常に貴重な溶解液である「天然水溶性ケイ素」を、高度な特殊技術によって人工的に生み出したもののことです。

体内に吸収される水溶性ケイ素は、例えば、血管を若返らせて血流を改善してくれますし、免疫細胞を教育する胸腺に作用して細菌やウイルスに立ち向かう免疫細胞を活性化してしてくれたりします。

またセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質を分泌する脳の松果体を若返らせる働きもあります。

ケイ素は骨や皮膚の健康を保つのにも役立つ。

さらにケイ素（シリカ）はコラーゲンとカルシウムの間でセメントの役割を果たしたり、コラーゲンとコラーゲンの間で作用したりしているため、骨や皮膚の健康を保つのにも効果的です。

それに加えて水溶性ケイ素には、活性酸素の働きを防ぐ強い抗酸化作用があるため、病気予防だけではなく、細胞の老化を防ぎ、いつまでも若々しくいるための「アンチエイジング」にも役立ちます。

そのため、体内酵素を増やすと共に水溶性ケイ素を日頃の生活に摂り入れることは、心と身体のバランスを整え、ミトコンドリアを活性化して免疫力を向上させることで、糖尿病やがんなど生活習慣病をはじめとした多くの病気を予防することにもつながってくるのです。